イリガチャフ産の豆はそのエチオピアの大部分を占めるアビシニアン高原の南シダモ地区にあるイリガチャフタウンにて生産されております。
肥沃な赤色の土壌と典型的な高地性気候は適度な降水量があり、コーヒー栽培には最適な条件となっています。
エチオピアのコーヒー豆の一般流通はG-4がナチュラル精製、G-2がウォッシュト精製になります。
日本は伝統的にG-4の安い豆を使う傾向が強く、ハラーやジマ、レケンプティなどの産地が有名で多く流通しておりますが、欠点豆が多くスペシャルティとしては問題があります。
近年、流通しつつあるイリガチャフ産のGー2ウォッシュト豆などは特徴的な香味をもち、スペシャルティと言えますが、ここにきてこのG-2よりもグレードの高い豆が日本にも流通するようになってきました。
これが今回ご紹介するG-1グレードの豆です。
このG-1の豆はウォッシュトと伝統的なナチュラルの両方の精製方法で豆が作られています。